共用エントランス顔認証オートロック|利点・課題・費用を解説

REIWA-SYSTEM for OWNERS

共用エントランスに
顔認証オートロックを導入する
利点と課題

150〜300
導入費用の相場(万円)
99%
顔認証の認識精度
0円〜
初期費用プランあり
📖 この記事の読了時間:約10分

「顔認証オートロック、良さそうだけど…本当にうちの物件に必要?」

そう迷っているオーナー様、多いと思います。私たちも現場で何度もこの質問を受けてきました。

結論から言うと、すべての物件に向いているわけではありません。でも、条件が合えば「導入して本当に良かった」と言っていただけるケースがほとんどです。

この記事では、顔認証オートロックの利点と課題を、導入現場での経験も交えながら正直にお伝えします。「導入すべきか、見送るべきか」——その判断材料になれば幸いです。

📊 この記事だけの独自コンテンツ

  • 🧮 費用シミュレーション表(5戸/10戸/20戸のパターン別)
  • 📈 投資回収シミュレーション(賃料アップで何年で回収?3ケース計算)
  • 🔍 導入診断フローチャート(5問でわかるYes/No診断)
  • ⚠️ 向いていない物件も正直に解説(おすすめしないケース)
  • ✅ 導入前チェックリスト(費用・技術・プライバシー・運用)

顔認証オートロックとは?仕組みをシンプルに解説

まず基本から。顔認証オートロックとは、カメラで撮影した顔をAIが解析し、登録データと照合して自動でドアを解錠するシステムです。

仕組み自体は、スマートフォンの顔認証ロック解除と同じ。ただし、マンションのエントランスに設置するとなると、屋外環境への耐性や複数人の登録管理など、スマホとは違う要件が出てきます。

導入が進んでいるのは主にこんな場所です。

  • 分譲・賃貸マンションの共用エントランス
  • オフィスビルの入退室管理
  • 学生寮・高齢者施設
  • 店舗・ジムなどの会員管理

では、具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

顔認証オートロックの利点

導入によって得られる5つのメリットを、現場の声とともにご紹介します。

MERIT 01

手ぶら解錠の利便性

鍵もカードもスマホも不要。カメラの前に立つだけでドアが開きます。

MERIT 02

高いセキュリティ

「顔」は盗めないし複製もできない。なりすましが極めて困難です。

MERIT 03

管理業務の効率化

鍵の紛失対応ゼロ。入居者管理もクラウドで完結します。

1 利便性の向上|鍵不要・手ぶら解錠で暮らしが変わる

最大のメリット? それはもう、圧倒的に「手ぶら」です。

鍵を探す必要なし。カードを忘れる心配なし。スマホすら取り出さなくていい。カメラの前に立つ。たったそれだけでドアが開く。

——正直、私も最初は「本当にそんなに便利?」と半信半疑でした。

でも、導入後の入居者様の反応を見て考えが変わりました。特に印象的だったのは、小さなお子さんを抱っこしているお母さんの「もう普通の鍵には戻れない」という言葉。雨の日に傘と荷物を持ちながら鍵を探すストレス、想像以上に大きかったんですね。

高齢の入居者様からも「鍵をどこに置いたか忘れる心配がなくなった」という声をいただきます。些細なことのようで、毎日のことだから意外と大きい。

2 セキュリティの強化|「なりすまし」はほぼ不可能

「顔写真で突破されないの?」

この質問、本当によくいただきます。結論から言うと、最新のシステムなら写真や動画でのなりすましは極めて困難です。

その仕組みが「ライブネス検出」。カメラの前にいるのが生きている人間か、写真や動画かを瞬時に判別します。目の動き、微細な表情変化、3D的な奥行き——これらを総合的に分析して、スプーフィング(なりすまし攻撃)を防ぎます。

従来の鍵は紛失すれば誰でも使えてしまう。カードキーも同じリスクがある。でも「顔」は盗めないし、複製もできない。

これが生体認証の最大の強みです。

解錠方式 セキュリティ 利便性 紛失リスク 複製リスク
物理鍵 あり あり
ICカード あり 低い
暗証番号 なし 漏洩リスク
顔認証 なし 不可能
3 管理業務の効率化|鍵トラブル対応から解放される

管理会社やオーナー様にとって、地味に大変なのが「鍵のトラブル対応」です。

入居者が鍵を紛失した。カードキーが磁気不良で使えなくなった。深夜に「鍵が開かない」と連絡が来た——。

こうした対応、年に何回ありますか?

顔認証システムなら、物理的な鍵が存在しないため紛失も盗難もありません。入居者の追加・削除もクラウド上で完結するので、現地に行く必要がなくなります。

ある管理会社の担当者からは「月に数回あった鍵関連の問い合わせが、ほぼゼロになった」という報告もいただきました。その分、他の業務に時間を使えるようになったそうです。

4 住民の安心感|「見守り」としての意外な活用法

セキュリティシステムというと「防犯」のイメージが強いですが、実は「見守り」の用途でも注目されています。

入退室の履歴がクラウドに記録されるため、離れて暮らす高齢の親の安否確認に使えるんです。

「お母さん、今日はちゃんと外出したかな?」
「3日間、一度も玄関を通っていない…おかしいぞ」

こうした異変を、離れた場所からでも察知できる。プライバシーを侵害せず、さりげなく見守れる「ちょうどいい距離感」が、ご家族から好評です。

また、スマートフォンアプリと連携すれば、外出先でもインターフォンに応答可能。「今、外出中なので宅配ボックスに入れておいてください」という対応が、どこにいてもできます。共働き世帯には、地味にありがたい機能ですよね。

5 物件価値の向上|空室対策・賃料アップの可能性

オーナー様にとって最も気になるのは、「投資に見合うリターンがあるか」ではないでしょうか。

昨今の入居者、特に女性や防犯意識の高い層は、セキュリティ設備を重視して物件を選びます。「顔認証オートロック完備」という設備は、ポータルサイトでの差別化ポイントになります。

実際、セキュリティ強化により周辺相場より2,000〜3,000円の賃料アップに成功した事例があります。10戸のアパートなら月2〜3万円、年間24〜36万円の増収。築古物件でも、設備投資によって競争力を取り戻せる可能性があるんです。

ただし、これはあくまで「条件が合えば」の話。すべての物件で同じ効果が出るわけではありません。立地や入居者層によって結果は変わります。

ここまでメリットを5つ紹介しました。
「良いことばかりじゃないの?」——はい、その通りです。
ここからは、あえてデメリットも正直にお伝えします
導入を後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

顔認証オートロックの課題

導入前に把握しておくべき4つのデメリットと、その解決策をご紹介します。

DEMERIT 01

導入費用の高さ

相場は150〜300万円。ただし初期費用0円プランもあります。

DEMERIT 02

認証エラーのリスク

100%ではない。バックアップ手段の併用が重要です。

DEMERIT 03

プライバシー懸念

「顔」は変更できない。データ管理の確認が必須です。

1 導入費用・初期費用の高さ|相場は150〜300万円

顔認証オートロックシステムは、従来のオートロックより初期費用が高くなりがちです。

10戸規模のマンションで150〜300万円程度が相場。内訳は、機器費用が1戸あたり約10万円、配線工事費が50〜100万円、その他設定費用など。建物の構造や既存設備の状況によって変動します。

特に小規模なアパートでは「費用対効果が見合わない」と感じるケースもあるでしょう。正直に言うと、2〜3戸の物件では導入をおすすめしないこともあります。

💡 解決策:初期費用0円プランという選択肢

最近は初期費用0円・月額払いのプランを提供するベンダーも増えています。6年〜10年の分割払いで、銀行審査不要・与信枠を使わずに導入できるケースも。「まとまった資金がない」という理由で諦める前に、複数の支払い方法を比較検討する価値はあります。

2 技術の信頼性|認証エラーは起こり得る

「顔認証が通らなくて家に入れない」——初期の顔認証システムでは、珍しくないトラブルでした。

照明条件が悪い。帽子やマスクで顔が隠れている。カメラの角度が合っていない。原因は様々です。

技術は着実に進化していますが、それでも100%ではありません。当社の導入実績では認識率99%以上を達成していますが、これは「登録時に複数角度から撮影」「カメラの設置位置を最適化」した場合の数値。条件が悪ければ認識率は下がります。

実際、あるマンションで「高齢の入居者様が顔認証になかなか通らない」というクレームをいただいたことがあります。原因を調べると、カメラの高さが身長に合っていなかった。設置位置を調整したところ、認証率が劇的に改善しました。

こうした細かい調整が、導入後の満足度を左右します。

💡 解決策:複数の解錠手段を併用

暗証番号やICカードなど、複数の解錠手段を併用できるシステムを選ぶのが賢明です。顔認証がうまくいかない場合のバックアップがあれば、締め出される心配はありません。また、IR(赤外線)カメラ搭載で暗所でも認証可能なシステムや、マスク着用対応のシステムも登場しています。

3 プライバシーとデータセキュリティ|「顔」は変更できない

ここ、正直に言います。顔データって、ちょっと怖いですよね。

パスワードなら変更できる。でも「顔」は変えられない。一度漏洩したら取り返しがつかない。だからこそ、プライバシーの話は避けて通れません。

「なんか気持ち悪い」という漠然とした不安を持つ住民も少なくないです。その気持ち、よく分かります。

⚠️ 導入前に必ず確認すべきこと

  • データの保存場所:国内サーバーか、海外か
  • 暗号化:顔データは暗号化されて保存されているか
  • アクセス権限:誰がデータにアクセスできるか明確か
  • 退去時の削除:データ削除のポリシーは明確か

住民への丁寧な説明と同意取得も欠かせません。「よく分からないまま導入された」という不信感は、後々トラブルの種になります。

4 運用とメンテナンス|「導入して終わり」ではない

どんなに優れたシステムでも、故障やトラブルは起こり得ます。その時に迅速に対応できる体制があるかどうか。これ、意外と見落としがちなポイントです。

「安いシステムを入れたけど、故障時に連絡がつかない」
「メンテナンス費用が想定外に高かった」
「担当者が辞めて、誰に聞けばいいか分からない」

——こうした後悔の声、実際に耳にします。

💡 解決策:サポート体制を重視したベンダー選び

導入から運用までトータルでサポートしてくれるベンダーを選ぶことが、長期的な安心につながります。価格だけでなく、サポート体制・対応スピード・導入実績を総合的に評価してください。「安かろう悪かろう」で後悔するより、多少コストがかかっても信頼できるパートナーを選ぶ方が、長い目で見れば得策です。

マンション・アパートへの後付けは可能?確認ポイント

「うちは築古だけど、後付けできるの?」

この質問も多いです。結論から言うと、築30年以上の物件でも導入実績はあります。ただし、建物の構造によって難易度は変わります。

後付けの場合、主に3つの接続方式から選択します。

接続タイプ 特徴 向いている物件
有線タイプ LANケーブルで接続。通信が安定 新築、大規模改修物件
Wi-Fiタイプ 無線接続。配線工事を最小限に 既存物件への後付け
スマホ連携タイプ 入居者のスマホで通話・解錠 コスト重視の物件

既存のインターホン配管を活用できれば、配線工事の負担は大幅に軽減されます。逆に、壁内の配線スペースが確保できない建物では、Wi-Fiタイプを選択するか、露出配線になるケースも。

いずれにせよ、現地調査なしに「できる・できない」は判断できません。「うちの物件でも大丈夫?」と思ったら、まずは専門家に現地を見てもらうことをおすすめします。

✅ 導入前チェックリスト

【費用面】

  • 初期費用と月額費用の総額を把握したか
  • 家賃アップや空室解消による収益改善を試算したか
  • 初期費用0円プランなど、複数の支払い方法を比較したか
  • 投資回収までの期間をシミュレーションしたか

【技術面】

  • 顔認証以外のバックアップ解錠手段はあるか
  • 暗所やマスク着用時の認証精度を確認したか
  • 既存の建物構造で設置可能か現地調査を受けたか
  • 入居者の年齢層・ITリテラシーを考慮したか

【セキュリティ・プライバシー】

  • データの保存場所と暗号化方式を確認したか
  • 退去時のデータ削除ポリシーは明確か
  • 住民への説明資料・同意書を準備したか

【運用面】

  • 故障時のサポート体制(対応時間・連絡先)を確認したか
  • メンテナンス費用と頻度を把握したか
  • ベンダーの導入実績と評判を調べたか
  • 担当者の引き継ぎ体制は整っているか

💬 ちょっと聞きたいことがある方へ

「電話するほどでもないけど、ちょっと聞きたい」
「うちの物件でも導入できるか知りたい」
そんな方は、お気軽にご相談ください。

📞 092-409-9970(受付時間:平日9:00〜18:00)

よくある質問(FAQ)

顔認証オートロックの導入費用の相場はいくらですか?

10戸規模のマンションで150〜300万円程度が相場です。内訳は、機器費用が1戸あたり約10万円、配線工事費が50〜100万円程度。建物の構造や既存設備によって変動します。初期費用0円の月額プランを提供するベンダーもあり、選択肢は広がっています。

顔認証は写真や動画でなりすましできますか?

最新のシステムには「ライブネス検出」機能があり、写真や動画によるなりすましは極めて困難です。目の動きや表情変化、3D的な奥行きを分析して、生きている人間かどうかを判別します。

既存のマンションにも後付けできますか?

はい、築30年以上の物件でも導入実績があります。既存のインターホン配管を活用できるケースも多く、有線・Wi-Fi・スマホ連携など建物に合わせた方式を選択できます。ただし、現地調査なしに判断はできないため、まずは専門家に相談することをおすすめします。

顔認証がうまくいかない場合はどうなりますか?

暗証番号、ICカード、スマートフォンアプリなど、複数の解錠手段を併用できるシステムが一般的です。バックアップ手段があれば、締め出される心配はありません。また、カメラの設置高さや角度を調整することで認証率が改善するケースもあります。

顔データのプライバシーは大丈夫ですか?

信頼できるシステムでは、顔データは暗号化されて保存され、アクセス権限も厳格に管理されています。導入前に、データの保存場所・暗号化方式・退去時の削除ポリシーを確認し、住民への丁寧な説明と同意取得を行うことが重要です。

まとめ|「導入すべきか」の判断基準

共用エントランスへの顔認証オートロック導入には、明確な利点と課題があります。

利点 課題
  • 手ぶら解錠の利便性
  • 高いセキュリティ(なりすまし困難)
  • 管理業務の効率化
  • 見守り機能としての活用
  • 物件価値の向上・空室対策
  • 初期費用150〜300万円
  • 認証エラーのリスク
  • プライバシー・データ管理
  • 運用・メンテナンス体制

課題は確かに存在します。でも、初期費用0円プランや複数の解錠手段併用、充実したサポート体制を持つベンダーを選べば、多くのハードルは乗り越えられます。

大切なのは、自分の物件に合ったシステムを、信頼できるパートナーと一緒に選ぶこと

「すべての物件に導入すべき」とは言いません。でも、条件が合えば、入居者にもオーナー様にも「導入して良かった」と思っていただける。それが、私たちの導入現場での実感です。

まずは複数のベンダーから話を聞き、現地調査と見積もりを比較検討してみてください。

顔認証オートロックの導入をご検討の方へ

当社では、集合住宅向け顔認証オートロック「REIWA-SYSTEM」を提供しています。

  • 初期費用0円プランあり(銀行審査不要)
  • 顔認証+ICカード+暗証番号+スマホアプリの多機能対応
  • 導入から運用までトータルサポート
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「うちの物件に合うか相談したい」「費用感を知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りは無料です。無理な営業は一切いたしません。

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この記事の執筆・監修

株式会社REIWAクリエイト
1999年設立。不動産物件向けIoT管理システム「REIWA-SYSTEM」を全国で提供。顔認証オートロック、スマートロック、無料インターネットなど、賃貸物件の価値向上をサポート。福岡本社を拠点に、広島・沖縄にも営業所を展開。宅地建物取引業免許:福岡県知事(2)第19167号